バリオカンテラと呼ばれるアルゼンチンのインフォーマル地区におけるアサド場のある住居を計画した。
バリオカンテラはアルゼンチンに位置するものの、そのほとんどの構成員はチリやボリビア、パラグアイ等の他国の出身者である。
一見すると多様な社会グループによって構成されているが、居住者のほとんどは南米南部の先住民ガウチョ由来の焼肉"アサド"を行う。
それぞれの社会グループのコミュニティの特性に合わせアサド場に役割を付加し、インフォーマル市街地内の小さなアサド場が外部からの開発圧力などに対して脆弱な居住者の大きなネットワークを作ることを目指した。